ナウなヤングにバカウケしたいなあ。

自由故に孤独を愛し、孤独故に自由を欲す(猫侍)。スカイプIDはsuhubu1

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農協牛乳は良いものだ「バットマン マスク・オブ・ファンタズム」

さて、バットマンの映画である。バットマンの映画というのは結構多数あり、特に人気の高いのはティム・バートンの「バットマン(1989年)」とクリストファー・ノーマンの「ダークナイト(2008年)」だろう。スタイリッシュにホラーなバートン版。シリアスにダークなノーラン版。甲乙付けるのは難しい。
が、しかしも案山子ももう一つ追加して三羽烏ならぬ三羽蝙蝠にしたいのがこの「マスク・オブ・ファンタズム」だ。

コイツのレビューの前にコイツが「バットマン(海外名はバットマン ジ・アニメイテッドシリーズ。以下アニメイテッド)」の劇場版であることから、アニメイテッドの方を先に説明。
このアニメイテッドはバートン版バットマン(放送開始時の時点では続編のリターンズ)に続いて始まっただけあって、劇中のBGMから世界観やらに名残があるが、それだけに終わらず全体的にゴシックの効いたアールデコ調の世界は今見ても新鮮であり、今見てもそれほど遜色しないんだなこれが。カッコいいのだよ。線が少ないが、動きがある。

さて、アニメの講釈はここまでに本編の内容をば所々説める。ストーリーはバットマンの誕生を、ブルースとアンドレアとの恋愛の回想を軸に進めている。

ゴッサムシティに現れた謎の怪物、その名は「ファンタズム(劇中で説明は無いが)」。煙と共に現れ煙と共に消え去るミステリアスなその姿は、あたかも悪魔博士(Drドゥーム)の3Pカラーのようだが、バットマンの映画では新鮮味のあるキャラクターだ。というのもバットマンの映画で、多くの悪役は多くの一般人を巻き込んだ大事件やら大惨事を起こそうとするが、ファンタズムは復讐の為だけに目的の人物のみを消す。こういう復讐鬼タイプの敵がメインの悪役をやっているのは、バットマンの映画の中では珍しい。

復讐の為に次々とマフィアのボスを消していくファンタズム。だが、マントとマスクを装着した姿はバットマンと誤解される。
「バットマンはワシらを皆殺しにするきじゃ~!」
コレに恐れをなしたマフィアのボスの一人がある人物にバットマン抹殺を依頼する。
それは誰か?そう、あのジョーカーである。バットマン最大の敵、狂気の道化師。ウルトラマンで言ったらメフィラスレベルの存在感(個人比)。
この映画のジョーカーは他のバットマンの映画の程に大きく出番を取ってはいない。しかしちゃんとジョーカーなのだよ。本作でも依頼人を笑い死にさせ人間爆弾に仕立てて囮につかったり、用済みになった市会議員をあえて笑い死にさせず、病院送りにしたりと、やっぱりジョーカーだ。因みにメリケンでの声はマーク・ハミル。あの「スターウォーズ」の旧三部作の主役、ルーク=スカイウォーカーその人である。ハリソン・フォードは「インディ・ジョーンズ」で見かけたが、とんと見かけなかったルークは吹き替えの方で生きていたのだ。日本では声は青野武。一々しゃべり方の安定しないジョーカーを面白怖く演じるのは流石や流石。私にとってベストジョーカーだ。

さてそんな中、我らがバットマン。10年も前の恋人・アンドレアに再会する。バットマンことブルースは苦悩する。
「俺バットマンやめるべきやろか。やめてアンドレアと一緒になったほうが…ゴッサムはロボットでも守れるって…」
ブルースの自分とバットマンの自分との間で悩む中で、過去の思い出と現実が交差する。アンドレアとの出会いと別れ。その中で、さりげなく明かされるバットモービルやバットケープの誕生秘話。そしてバットマンの誕生の瞬間へ結実する。
この映画のバットマンいやさブルースは何処か人間らしさが漂っている。強い精神を持つ男であるはずのブルースが、つい亡き両親に弱音を吐いてしまったり、アンドレアへの思いを断ち切れなかったりと、他のバットマンの映画では見れないブルースだ。
さて、映画もクライマックスに近づきながら過去と今の交差から様々な事実が分かり、佳境を迎える。廃墟と化した未来パビリオン(?)を舞台に戦うバットマンとジョーカー。そこへ割り込むファンタズム。否、アンドレア(伏字にしときます)。そして巻き起こる大爆破。
そして、アンドレア(ここも伏字にしときます)を救えなかったことを悔やむブルース。バットケープに佇む彼の、気付いた視線の先にはアンドレア(ごめんね伏字にしときます)のペンダントが…
そしてアンドレアは喪の衣装で客船の上に。その衣装は大爆発に消えたファンタズム、若しくはジョーカーへの手向けか…余韻を残してバットマンは今夜もまた闇の中へ飛び込んでいく…

どう見ても子供向けじゃない。むしろサスペンス物のソレだ。しかも1時間と少しで終わる。ノーラン版程の冗長さも感じず、観終わった後はバートン版でも見たかのような爽快感。だが、中身はノーラン版ほどのくどさが残らない丁度よいシリアス。なんというハイブリットだろう!また音楽もバートン版に近いながらもよりダーク加減を強めている。歴代のバットマンのテーマの中でもカッコよさを基準にしなければ(勿論カッコよくないわけではない)、もっともダークなバットマンのテーマだと思う。

「嗚呼!大画面で見たかった!!当時!!!」
コレを観た後はこう言わずにはいられない。むしろ、おれまい。

===

ツイッターで山ほどつぶやいたが、折角なのでまとめたわけさ。
もっともっと評価されて欲しい。
因みに封切日は12月24日だったらしい。クリスマスにはちとビターなラブストーリー。
今回は商品のリンクをつけたりしたぞ。技術的に飛躍だ。
プリンスっていいと思う。

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(2006/12/08)
ケヴィン・コンロイ、 他

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  1. 2011/08/10(水) 22:52:17|
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