ナウなヤングにバカウケしたいなあ。

自由故に孤独を愛し、孤独故に自由を欲す(猫侍)。スカイプIDはsuhubu1

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

夏休みの終わりを告げる怪奇作


<<日本の怪奇シリーズ>>
●名前 蝿声(さばえ)すモノ
●身長 200cm
●体重 432kg
●出没時間 深夜2時頃
●所属 悪
●瀬戸内海沿岸にて発掘された正体不明の遺跡から出土した謎の器具(?)の断片や磁器(?)の欠片が合体して生まれた正体不明の怪物。名前の由来は近づくと蝿の大群が飛び交う羽音のような音が聞こえることから。右手と左足は自在に伸び、左手と右足は砕け散っても周囲に何らかの破片が転がっていればソレを元に再生が出来る。腰周りは触っても手応えが無く、一説には蝿の大群が渦巻いているのではないかと言われている。また、右手と左足を触れた者は「とても熱かった」と答え、左手と右足に触れた者は「とても冷たかった」と答えたことから、熱気と冷気を操ることもできるのでは?と考えられることもあるが定かではない。
===
・8月10日 
あの怪物は何者だったのだろう。
残業を終えて、いつもの帰り道を歩いていると、道に沿った家並みの屋根の上にふっと目がいった。そこには何か大きな巨体が蹲っていた。しかもソイツは、私がいつもの帰り道を歩けば、是が非でも顔を合わせねばならなくなる位置に居座っているのだ。止せばいいのに私はいつもの帰り道を歩いてしまった。よほど疲れていたか、若しくは好奇心かもしれない。
………さて、ソイツの前に出る形になるまで後僅かだ。あの巨体が目に入ってから微かに聞こえていた耳障りな羽音も、より一層に耳障りな羽音に変わっている。奴の姿を見たくない。その一心で道路の白線だけを凝視しながら歩き続けた。しかしソイツとの距離が縮まるにつれて、言いようの無い不安が胸を包む。もはや耐え切れん。カッとソイツが居るであろう屋根の上を見据えた。そこには屋根を伝う月光が白い筋を作っているのみだった。
………あの怪物は何処に行ったのだろう。全く気にかかるが、今日のところは寝るほかは無い。明日…いや今日も仕事だ。
しかし、暑い。クーラーを付けているが暑い。どうやら他の家もクーラーを付けているようで、排気用のクーラーの音が、夜の帳を散らしていく。しかし耳障りだ。よっぽど古いクーラーなのかファンの回転数も一定していないらしい(音を聞く限り。ウヮーウヮーと喧しい)。早く寝よう…
===

謎。
コイツは一体何者なんだろうか……
スポンサーサイト
  1. 2011/08/31(水) 22:51:17|
  2. オリジナル
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<帝國の復活者 | ホーム | 昨日、そして今の苦悩>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://bosinari.blog71.fc2.com/tb.php/59-9b87abc7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。